工具表示と工具表示ダイアログ


[工具表示]

 表示、非表示の切り替えは、「T」キーで行います。

<干渉位置における状況チェック>
 工具はスタート点に復帰(操作性配慮)します。この場合 「J」キーの切り替えにより、干渉位置へ工具を戻すことができます。

<強制終了位置における状況チェック>
 「実加工」モードなどで「ESC」キーによる強制終了を行った場合においても、 上記同様ですが、この場合は「I」キーにて切り替えを行うことが できます。


[工具表示ダイアログ]

 「表示制御(D)」→[工具表示ダイアログ(T)]により、 工具表示ダイアログが表示されます。選択されている工具は左端に表示されます。 その右横に各種属性値。それから右側にマガジンの一部が表示されます。加工中に このダイアログを表示しておくとTコードとM06コードなど工具交換関連の シミュレーションができます。

<マガジン操作>
 マガジンの工具をクリックすると、その工具が待機中工具(移動)になります。 また待機中工具をクリックすると、その工具がスピンドルにセットされます。
・ << :マガジンが番号の小さくなる方向に回転します。
    (※ホイール操作では、手前に廻す。)
・ >> :マガジンが番号の大きくなる方向に回転します。
    (※ホイール操作では、前方に廻す。)
・先頭:マガジンの1番が待機中になるまで回転します。
・編集:選択されている工具設定ファイルを読み込み 編集エディターを起動します。
    (F2キーと同じ)
・変更:工具設定ファイル(マガジンの中身)を変更 します。
    (「設定ファイル(T)」−>「工具設定ファイルの指定(T)」と 同じ)

<工具描画>
・工具描画は、枠いっぱいに表示されるようにサイズの自動調整を行っています。
・工具保持具が定義されていれば、工具保持具まで表示します。
・選択工具枠をマウス左ボタンクリックで3段階の表示切替が行われます。
  全体 → 突出し部分 → 工具先端 → 全体 → 突出し部分 → 工具先端 →,,,
・上部に工具直径(黄色)が表示されます。
・右下部にマガジン番号(水色)が表示されます。
・工具指令位置が、指定ペン番号色で×点表示されます。ペン番号が指定されて いない場合は、被切削材の色で表示されます。


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