********************************************************************************** *** *** *** Readme.txt for TrMonitor.exe *** *** *** ********************************************************************************** 概要     TrMonitor は、NCデータを検証するための試し切削支援ツール TRYCUT の     モニタリングデータを視覚化するために開発されたアプリケーションです。 機能     横軸を「切削移動距離」にとり、縦軸に「単位移動あたりの切削除去量」、     元データの切削速度を用いた「単位時間(秒)換算の切削除去量」、     最適化切削速度を用いた「単位時間(秒)換算の切削除去量」を表示します。 操作   メニュー ファイル 開く   FILE OPEN ボタン     ファイル選択ダイアログが起動します。モニタリングデータファイルを     選択してください。拡張子が ".txt", ".bin" のときにはそれぞれ     テキストフォーマット、バイナリフォーマットで読み込みが行われます。     それ以外のときは、フォーマット指定のメッセージが表示されますので     これに従って選択してください。   メニュー ファイル 終了     アプリケーションを終了します。終了時の各種パラメータは保存されますので、     次回の起動時には同じ環境で初期化されます。   メニュー コンフィグ 表示関数 単位移動あたりの切削除去量     チェックされている項目が有効になります。     縦軸に「単位移動あたりの切削除去量」を表示します。     目盛は、切削除去量の最大値を元に自動決定されます。   メニュー コンフィグ 表示関数 単位時間換算の切削除去量(元データ切削速度)     チェックされている項目が有効になります。     縦軸に、元データの切削速度を用いた「単位時間(秒)換算の切削除去量」     を表示します。位置決めには、早送り速度が適用されます。     目盛は、切削時の最大値を元に自動決定されますので、振り切れている場合は     早送りで切削されたことを意味します。   メニュー コンフィグ 表示関数 単位時間換算の切削除去量(最適化切削速度)     チェックされている項目が有効になります。     縦軸に、最適化切削速度を用いた「単位時間(秒)換算の切削除去量」     を表示します。位置決めには、早送り速度が適用されます。     目盛は、切削時の最大値を元に自動決定されますので、振り切れている場合は     早送りで切削されたことを意味します。   メニュー コンフィグ 切削移動距離の扱い 位置決め移動を含む     チェックされている項目が有効になります。     横軸の「切削移動距離」に位置決めのための移動量が含まれます。   メニュー コンフィグ 切削移動距離の扱い 位置決め移動を無視する     チェックされている項目が有効になります。     横軸の「切削移動距離」に位置決めのための移動量を含みません。   メニュー コンフィグ 描画色     描画色設定用のダイアログが起動します。     工具交換ごとに、ここに表示されている色に従って、色分けされます。     反転表示されている番号が現在選択中で、色変更が可能です。     ・変更ボタン  色の設定ダイアログが起動し、選択中の番号の             色を設定変更します。     ・OKボタン  現在表示中の色を新しい設定として保存し、             ダイアログを閉じます。     ・キャンセルボタン 今回の変更を無効とし、ダイアログを閉じます。   メニュー コンフィグ G00 位置決め速度     位置決め早送り速度を入力します。     単位時間換算時の位置決めには、この値が用いられます。 VIEW 画面     画面内をドラッグすることによって、横軸の拡大が可能です。このとき、画面下の     スクロールバーが全体の中の位置を示します。また、これを操作することにより、     横軸方向のスクロールが可能です。     全体を表示するには、画面内をダブルクリックします。 TrMonitor.ini     TrMonitor.exe の初期化ファイルです。このファイルが見つからないときには     デフォルトファイルをインストールホルダーに作成します。     このファイルには、TrMonitor 内のテキストの設定が含まれています。     他言語等に変更する場合には、ファイル内の[Text]の項目を編集してください。