色の設定


<色(R,G,B)の設定>

 各種色(R,G,B)の設定は、 「表示制御(P)」->「色の設定(W)」で行います。 初期値は初期設定ファイルにも保存しています。 起動後は設定変更ファイル(拡張子CTC)をドロップして一括変更を行うこともできます。

[被切削材の色]

 以下の3種類の色からなります。 指定する色はあくまでも原色であり実際の描画時は描画面の方向と視線の方向を考慮して明暗が付きます。 また以下のレベル番号(1〜3)は、 描画優先度の低いもの順です。 例えばペン1の部分であってもペンキが塗られているとペンキの色が優先されます。

1.被切削材の色(レベル1): 通常被切削材はこの色で描画されます。

2.ペン1〜15の色(レベル2): ペン番号(工具設定ファイル内のPEN文)を指定されている工具での切削面の色。 消去は「被切削材(W)」->「ペンの色をはがす(E)」で行います。

3.ペンキの色(レベル3): 工具干渉干渉個所などペンキで塗られた部分の色です。 消去は「被切削材(W)」->「ペンキをはがす(C)」で行います。

[基準形状色]

 基準形状を表示した時の色を設定できます。


[線表示色]

 パス表示色や、パス表示時の構成点の色などが設定できます。
パス表示色は設定により「ペン番号色で表示」することも可能です。


[工具色]

 工具有効刃部分、無効刃部分、工具保持具の3種類の色で色分けされますが、 工具有効刃部分のみ設定により「ペン番号色で表示」することも可能です。


[機械色]

 機械全体、テーブル、ヘッド、バイスなど、各部分ごとの色分けが行なえます。


[背景色]

 被切削材上以外の全ての部分が、背景色で塗りつぶされます。 白地の紙にハードコピーなど撮られる場合は、 なるべく初期値の白に設定しておくのが望ましいです。


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