けがき


 けがき作業は、TRYCUT2000上で変則的な仕様で対応しています。

 工具定義ファイルの"KEGAKI"文で定義された工具で加工を 行うと、NCデータの切削送り部分のみ被切削材に投影し、工具径分の幅で、かつ有効 刃長分(食い込み量)だけ被切削材を食い込ませた形状を彫り込みます。この時、PEN文指定の色が 有効になります。

 有効刃長(食い込み量)がゼロの場合は、被切削材表面をPEN番号指定色で塗ります。 PEN番号が指定されていない場合はペンキが 塗られます。(追加仕様)



注)本機能では、他の工具とは別系統の 処理を行っているため以下の条件下でのみ作動します。

1.「加工(R)」の中の高速切削モードでは使えません。以下の3機能で 利用できます。

・「実加工(R)」
・「スキップ加工(S)」
・「加工して結果表示(T or F5キー)」

2.「オプション(O)」−>「被切削材データ保持レベル(L)」で バックアップ有効モード(1又は2)を指定しているときのみ有効です。


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