ねらい


 本SDKのねらいは、大きく分ければ以下の3つに集約できます。

1.様々な要望、微妙な要求仕様の違いに応え易くする。
2.ユーザー側で、機能アップすることを可能にする。(差別化機能の追加)
3.代理店、CAD/CAMベンダーにおいての個別カスタマイズを行えるように する。

 既に、様々なカスタマイズ機能をSDKサンプル(ソース付き)として公開を 始めています。例えば、 単位移動当たりの除去量によるパスの色分け機能や、茨城大学より提供いただいて いましたOpenGLを利用したシミュレーション機能(trsim.dllのみ/配布期間終了)なども 一例です。また、当方が予期していなかったような適用例も 少しずつ耳に入ってきています。

 本SDKによるカスタマイズは、単に機能をマクロ化したりするレベルではなく、 一般の高級言語(C,C++,Delphi,Fortran)とのダイナミックリンクを可能にしています。 既存ソフトウェア資産からの流用性も非常に高く、関連プログラムがあれば直ぐに でもTRYCUTに組み入れることが可能です。

 実際は有り得るか否かは別にして、

例えば、

 自社独自のワークデータを読み (trload)、 あるCLデータに 従って (trread) 経路を動作させ、独自開発したシミュレーショ ンプログラムを利用 (trsim) して、解析結果を出力 (trsave) すると言ったこともTRYCUTのプラットフォーム上で実現すること ができるようになります。また本SDKの枠組みで開発されていれば、これらを 起動オプションにて実行し、バッチ処理や、バックグラウンドで実行させることも 可能になります。もちろん、定義した関連ファイルは全てドラッグアンドドロップ に対応されます。


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