被切削材の定義方法


3通りの方法が用意されています。

1. 被切削材の定義をXYZ最大値/最小値の2点で指定することによる定義

ポップ・アップ・メニューの「被切削材(W)」の「2点指示定義(D)」で 指定できます。

 また同時に工具指令点の初期位置の指定方法を以下の3つの中から選択する ことができます。
・XYの最小値/Zの最大値位置に初期配置されます。
・定義時の指令位置そのまま。
・指定された指令位置に更新されます。
※本設定は、運用環境によりほぼ設定が決まってくると 思われることから指定内容が保存されます。


2. 円柱や円筒形状の定義

ポップ・アップ・メニューの「被切削材(W)」の「円柱定義(U)」で 指定できます。内径に0にすると円柱。0以外の場合は円筒形となります。


3. NCデータ参照による最適定義

 「NCデータ(N)」の「選択して最適被切削材定義(W)」を行うと、指定されたNCデータの 切削送り部の座標値より最適なサイズで直方体の被切削材がセットされます。 この場合、NCデータの中にG92指令が存在すると、最初のG92指令の位置を最適な スタート点とみなし制御点座標値としてセットします。
 ここで表現される「切削送り部」とは、通常G01部分ですが、初期設定ファ イルにて"RAPID FEEDRATE"が指定 されている場合には、この設定値より遅い部分のみを切削送り部と見なします。

被切削材(直方体)のサイズ
(被切削材の最大X値)=(切削送り部の最大X値)+(指定されているXマージン量)
(被切削材の最大Y値)=(切削送り部の最大Y値)+(指定されているYマージン量)
(被切削材の最大Z値)=(切削送り部の最大Z値)+(指定されているZマージン量)
(被切削材の最小X値)=(切削送り部の最小X値)−(指定されているXマージン量)
(被切削材の最小Y値)=(切削送り部の最小Y値)−(指定されているYマージン量)
(被切削材の最小Z値)=(切削送り部の最小Z値)−10.0(mm)

 注意:この時の工具指令点は、G92の指令があるときはその指定座標値、ないときは、選択時の指令位置がそのままとなります。

 注意:既に定義済みのもの、又は切削済みのものがセットされていても置き換えられます。
また、その形状が標準化されているものであれば、被切削材の保存機能でセーブしておくことにより、利用したいときに、そのデータを「読み込み(L)」するだけで復元することができます。

また被切削材が正確に定義できないことにより、工具破損が問題になる場合は「加工(R)」の「各種干渉チェックの設定(I)」で チェックを外して下さい。干渉を無視して強引に切削することができます。


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