SDKの効果と今後


 本SDKを公開してからしばらく経ちましたが、 本サイトで紹介しているものや、研究機関、ユーザーさんなどでもSDKの仕組みを 利用した開発例が出てきています。また開発言語も当初の狙いどうりC,C++,Delphi(Pascal),FORTRANと、想定していた言語全てで開発されているようです。

 現在、話として伺っている例では、

・「削り残し量別にワークを色分け」で加工法案の検討に利用。--- trmod利用(C言語&Fortran)
・放電加工シミュレーションを開発。--- trmod利用(Delphi)  -> TRYEDM公開(2003.08.04)されました。
・研究機関で独自のシミュレーション処理を開発し配布テストを実施。--- trsim利用(C言語)
・自社CAMシステムのCLデータを直接読みとり。--- trread利用(C++)
・自社独自のNCコード内の工具形状記述を読み、工具設定を簡略化。--- trnccom利用(C++)
・DMFの圧縮形式を独自開発。--- trload,trsave利用(Delphi) 作者のご好意により公開中
etc...

 これらの機能は、ユーザー独自のもので、公開できないものが多いと思いますが、 もちろん、SDKの狙いとしては、そう言った独自機能を作ってもらえることも 重要なターゲットにしていますので、大変喜ばしいことだと思います。

 一方、誰が使っても有用だと思われるもので、中には「一般公開してもいい ですよ」と言っていただけるユーザー様もいらっしゃいます。これには、ほんとに 感謝するしかないです。ぜひ本サイトでの 紹介、もしくは相互リンクにて紹介させていただければと思います。

 今後も、少しずつではありますが、本サイトにてサンプルプログラム(ソース 付き)を増やしてゆきたいと思います。また、ユーザー同士で共有し合えるソフトウェア 資産も増えてくれればと期待しています。もしターゲットとする機能を開発する上で、 SDKの仕様が不足している部分などありましたら、 support@trycut.comまで、ご一報下さい。 適宜仕様追加は行ってゆきたいと思いますので、よろしくお願いします。


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