このページでは、TRYCUT2000の不具合の発生項目
と、対策状況を掲載いたします。この他に思い当たるものなどありましたら、
support@trycut.comまでご連絡願い
ます。ここで、対策済みになっているものは、次期バージョン(不具合対応版、β版
含む)に反映されます。
なお改善項目の対応についてはこちらです。
ワーク座標系を設定している場合にG53の動作がおかしい
バイナリSTLでコメント部に文字列"facet"があると読めない
G68指定時に長補正がかかると経路にズレが生じる
G68(IJK指定)のR角0指定時にG68の座標変換部分が効かない
G68(IJK指定)がG69(キャンセル)無しで3つ累積するとハング
ホルダー径がひとつ前の工具の工具径/シャンク径より小さい場合に誤表示
法線方向の差分塗りで「指定値を超える差分を対象」の値にマイナス指定が効かない
trnccom.dll利用時にCUTTER文相当の工具で認識がおかしくなる場合あり
Vista以降、初期設定ファイルのTarget_NCfileの指定が無視される
IJK指令タイプのG68指令後の原点位置がおかしい
G68直後、移動指令の無いブロックで動作してしまう
G68指定時の平面と異なる平面の円弧(G02/G03)で誤動作
初期設定ファイルのEXEC_MACRO_NAMEの指定が無視される
/x5/x6オプション起動時で干渉時停止モードを設定すると"interference.txt"の結果がおかしい
G53指令後のワーク座標系指定で動作がおかしい
有効刃長より突出し長(LENGTH)が短い場合に工具描画がおかしい
Vista/7のみTTLなどの読み込みダイアログで過去の履歴が出ない
CTL内のEOR指定省略時、行の先頭2つ以上のブランク継続で停止
未加工の直方体ワークを水平方向オフセットすると垂直方向扱いになる
ヘルプの"PERSPECTIVE"のつづりが間違っていた
(誤)PERSEPECTIVE→(正)PERSPECTIVE
以上、Professional Revision27(2014/03/20版)にて対応
TTLのMAGAZINE文1桁番号でブランク無の場合、正常に読み取り出来ない
径補正後G02/G03の微小円弧になる場合、加工見積時間が異常に長い
工具交換時、ARBOR2定義形状最下部の内部マージンが無効に
工具の各種内部マージンが工具表示に反映されてしまう
起動オプションで「差分塗り」処理(/xd....)すると結果がおかしい(27J/27Kのみ)
「加工して結果表示」時に"interference2.txt"に出力されない
高速版シミュレーション(F7キーなど)で"interference.txt"に出力されないッブロックあり
LENGTH文使用/ARBOR定義なし工具での最適化時、ワークの外枠付近の回避高さが低い
TTL内「明示的な工具名称」指定で""が無い場合に工具形状までおかしくなる
G68による傾斜面指令中の径補正キャンセル動作(G40)が無視される
G68による傾斜面指令中の円弧(G02/G03)動作の軌跡にうねりが入る
最適化後のNCデータ座標値の小数点以下のケタ数が不十分
G68による傾斜面指令中の穴加工用サイクル動作(例:G81)が無視される
"interference2.txt"が存在するとスキップ加工/実加工時に不用意に書き込み開かれる場合有
G28など原点復帰直後に相対指令(G91)による動作で誤動作
高速版(F7)の加工で一部削り残りが出来る場合あり
ARBOR定義を省略した場合、稀に最適化後たて壁附近でG00干渉
以上、Professional Revision27N(2017/09/14版)にて対応
被切削材定義パラメータが保存されない(ヘルプ記載仕様では保存対象)
interference.txtでRAPID(G00)/ARBOR以外の過去の干渉情報が出力される
以上、Professional Revision27O(2017/11/26版)にて対応
「XYZ値カット(Z)」のダイアログに数値入力できない場合あり
「ワーク座標原点基準定義(W)」でZ軸の中心指定の結果がおかしい
以上、Professional Revision27P(2018/02/14版)にて対応
REPLACE文で置換後文字列長さが0の場合無効になる
/d オプションで起動すると、ワーク定義パラメータが初期化されてしまう
以上、Professional Revision27Q(2018/03/30版)にて対応
TTL内でのATL=宣言が再読み込み時無視される
以上、Professional Revision27S(2019/01/02版/実行モジュールのみ更新)にて対応
関連ファイルを更新しても無反応(確認ダイアログが出力されない)の場合あり
以上、Professional Revision27T(2019/01/02版/実行モジュールのみ更新)にて対応
trsave.dll存在時、被切削材保存のダイアログでVRML格子点出力の*.WRL拡張子が効かない
以上、Professional Revision27U(2019/12/10版/実行モジュールのみ更新)にて対応
NCデータ再選択直後のエディタ起動で指定行エラーになる場合あり
以上、Professional Revision27V(2020/02/16版/実行モジュールのみ更新)にて対応
干渉時一時停止とSTOP文字(CTL定義)の双方設定時、サイクル加工や径補正中の干渉時一時停止が無視される
CTL内の"STOP CHARACTER="の指定で、"="の前にブランクが無い場合無視される
OSPのG15による座標系切り替えが無視される場合あり
以上、Professional Revision27W(2020/09/12版/実行モジュールのみ更新)にて対応
Windows 10 バージョン2004における誤動作(TRYCUT側の改善にて対処)
以上、Professional Revision27X(2020/09/29版)にて対応
CUTTER文で底面径(Db)/側面角(β)双方指定時に側面部にズレ
ヘルプ記載のBULL文の角Rマイナス値が対応されていない
工具ダイアログで微小な角R工具の角R部に円が表示される
負荷のかかるような処理中、突然終了する可能性(報告無し)
以上、Professional Revision27Z(2020/03/10版)にて対応
G74/G84のリジッドタップ(M29Sxxx)時の加工見積時間がおかしい
ARBOR3最終段の高さ指定がないケースで工具描画がおかしい
ARBOR3利用工具が工具ダイアログでの表示がはみ出す
以上、Professional Revision28(2020/07/30版)にて対応
工具番号0選択時に工具SHIFT量が-1になる場合あり
同一作業フォルダで重複起動した場合に、interferece.txt又はinterference2.txt ファイルの競合が発生して落ちる場合あり
ヘルプ内の起動形式の差分表示で「元の同色部分を維持」を指定(k)する方法が抜けていた → ヘルプ
以上、Professional Revision28A(2022/04/01版/実行モジュールのみ更新)にて対応
象限の跨るような円弧補間(例:G02/G03)があると、帳票の最大/最小値で微妙な誤差が出る場合あり
以上、Professional Revision28B(2022/08/10版/実行モジュールのみ更新)にて対応
以上、Professional Revision28C(2023/01/02版/実行モジュールのみ更新)にて対応
干渉チェック設定で一時停止指定と過負荷チェック(LIMIT文)の双方を設定中、同一ブロックで双方が検出された場合に過負荷が無視される
干渉チェック設定で一時停止と停止の双方を設定中、同一ブロックで双方が検出された場合の警告ダイアログがおかしいケースあり
画像取得(Ctrl+P)機能にて落ちる場合あり
底面貫通形状に対してZ値最小値の指定が無視される
固定サイクルモード中のM198サブプロ参照が無視される
深穴サイクル(G73/G83)など切込み回数が多い場合に加工時間がおかしい
Terapad(Ver1.20以降)との連動で"CLOSE END = YES"設定が効かなくなった
オプショナルブロックスキップの仕様不備修正(/と/1を同義に)
以上、Professional Revision28D(2023/11/15版/実行モジュールのみ更新)にて対応
差分表示で画面の拡大/縮小時で表示結果が異なる(特に立壁部)
表示最適化を行わない時("OPTMIMIZE DRAWING=NO")でも無条件に行っていた1ドット相当の間引きが原因。
旧来の能力不足なPC向けの苦肉の対処を取り止め、表示不整合の解消(本来あるべき仕様)を優先。
従来の"NO"は"NO_OLD"として設定可能に。
OSPのG16(ワンショット)指令ブロックの動作がおかしい
連動エディタでTerapadを指定する場合に.exe(通常省略可)を付加しておかないとCLOSE ENDが効かない環境あり
連動エディタでTerapad指定時、「タイトルバーのファイル名をフルパス表示(L)」するとTRYCUTがハングする
OSPのサブプロCALLで頭文字O以外の任意文字列のファイル名が無視される
F値がRAPID FEEDRATEを超える部分のパス表示が一点鎖線であることの記述がヘルプにない
SHIFT(切削送り部分のみ表示)を押してパス表示すると、RAPID FEEDRATEを超える部分が一点鎖線にならない
以上、Professional Revision28E(2024/02/20版/実行モジュールのみ更新)にて対応
以下3条件が重なるとLIMIT/LIMITS指令の停止が効かない
・干渉設定で一時停止を指定しているものが存在する
・LIMITまたはLIMITS指令の工具で加工
・同一ブロックで一時停止とLIMIT/LIMITS指令による停止が同時検出
深い階層の関連ファイルを更新した場合、再読み込みしないケースあり
以上、Professional Revision28F(2024/07/29版/実行モジュールのみ更新)にて対応
Windows11上の画面上部でウィンドウをドラッグする操作を行った場合、
Windows11新機能「スナップレイアウト」
が表示されない(TRYCUT側処理の不備/対処済) → 修正(ベータ)版公開
最新サクラエディタに対して連動用DLLを使用するとハング状態に(連動もNG) → SDKのtreditor.dll側の問題(対処済)
実加工/スキップ加工の空転中「ESCAPE」キーが効かない(対処済)
G92MODE=NORMAL指定でも最初のG92で誤動作する場合あり(対処中)
工具長補正中にG92が存在すると誤動作する場合あり(対処中)
上部径(Du)指定(固定)時で有効刃長が短い場合、指定値が守られない
(仕様とするか否か検討中)
帳票出力の加工見積時間が実機と大きく異なるケースがある(加速度設定値にて対応)
帳票出力後ワーク座標系設定などが変わってしまう
G41/42直後に存在する移動の無いブロックでは一時停止できない(例えばM01でも無視される)(対処済/テスト中)
径オフセット中、2個連続して移動のないブロックが継続すると、2個目以降のブロックで一時停止できない(例えばM01が2行継続する場合)(対処済/テスト中)
光源モードから回転モードに切り替えるタイミングでおかしくなる(検証中)
初期設定ファイルの"EXEC_PROGRAM"で"wordpad"が無視される → (Windows Updateの影響 フルパス指定で対応可)
ワークのZ下限以下でもワークの存在を検知して早送り干渉してしまう
ワーク座標系定義時、強制終了や異常終了で工具位置がおかしくなる
切削音の追従性が悪い(昨今のCPUの高速化によりタイミングの問題が表面化してきています。
※今後はDirect Sound I/Fなどを利用して対応する必要が出てきました。
切削音を出力すると異常におそくなる環境がある(OS,CPUなどの相性?)
TRYCUT2000を2台起動時STL取り込みでループする場合がある(再現性不確実)
環境(NTのみ?)によって座標軸やパス表示がおかしくなる場合がある。(再現性なし)
プリント出力で出力不能な場合がある。(プリンタードライバーやOSのからみ? 今のところ原因不明)
最適化時に各種補正コードがなくなる。(仕様の限界?)
SDKのサンプルDLLでサクラエディタを利用時にデスクトップ下のNCデータを扱うと
ハングする(原因解明) →サクラエディタ側で対応可
加工見積もり時間が大きくずれる。公称の加速度に問題か? -> 設定で対応
G53で動作がおかしいものがある?(調査中)
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