TRYCUT2000改善候補項目と対応状況

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最新状況(2011.12〜)

 こちらのページでは、ご要望の多いものや、改善候補を整理し 掲載しています。この他に思い当たるもの などありましたら、support@trycut.comまでお願いします。こちらで開発済み又は対処済みになって いるものは、次期バージョン(不具合対応版、β版含む)に反映されます。 なお不具合の対応についてはこちらです。


  • STLファイル内の法線ベクトル成分が(0,0,0)でも読めるように
  • SDK(trnccom,trread,trsim)にてCUTTER/TAPERBALLの上部径やLENGTH3定義を可能に
  • 工具の底角45度定義と側角45度定義で加工結果の微妙な差を無くす
  • ファイルダイアログ(軸振り機能など)のサイズ変更を可能に
  • 回転軸をIJKフラグ指定で行うG68に対応(2行指定可)
  • G28/G29/G30(レファレンス点関連指令)とCTL内での位置定義(MEMORY REF-PT)の対応 ← TRYCUT5000仕様を反映
  • "interference.txt"で干渉位置を正確に知りたい → "interference2.txt"(新フォーマットにて対応)
  • 干渉時一時停止モードで/x5,/x6起動時は、一時停止を効かさないで最後まで行う
  • モニタリングデータで微小ブロックの値の突出を抑制
  • 除去体積のダイアログ表示を小数点3ケタまで表示
  • SDKサンプルのリング形状作成機能(trmod.dll)のダイアログ数字表示を小数点第三位まで表示 → trmod.dll公開ページ
  • 帳票出力のリッチテキスト出力 → 別ページで紹介
  • 最新サクラエディタ2.1.0.0との連動テスト
  • Windows8 製品版での動作確認
  • Windows8.1上での動作確認
    以上、Professional Revision27(2014/03/20版)にて対応

  • notepad設定時(初期状態)は、treditor.dllを無視
  • 工具の「待機中」表示と工具長表示部分が重ならないように
  • OSPモード時の"CALL O..."によるサブプロ呼び出し
  • 干渉ログ(interference.txt/interference2.txt)の仕様の調整と明確化→ヘルプ
  • CTLファイル内の置換(REPLACE)定義で ' (シングルクォーテーション)による囲みも可能に(※置換文字列内に"が含まれる場合の対応)
  • 主軸回転チェック(SPINDLE CHECK)の設定を初期設定ファイルで可能に
  • 差分表示ダイアログの初期値を設定可能
  • 変色域の指定ダイアログの初期値を設定可能
  • /x5,/x5f,/x6起動オプションで"limitp.txt"や"interference.txt"を開かない設定(/x5n,/x5fn,/x6n)追加
  • 最適化後の出力NCのX値を2倍で出力(旋盤向け)
  • 帳票出力で外部ワーク原点(EXOFS)からみた座標出力を可能に
  • 左パネルのワーク座標の有効桁不足を改善(単精度実数→倍精度実数)
  • 存在しないNCデータを起動形式で与えた場合の起動時のループ防止
  • Windows10上での動作確認
  • 「ウィンドウ境界の間隔」変更直後のレイアウト調整
  • Windows8.1/10のOS判定とWindows10上でのウィンドウ枠幅調整
  • REPLACE文の誤記による起動不能を回避(誤記のあるREPLACE文は無効に)
  • 加工中断時の"突出し長.txt"に警告メッセージを出力
  • G51の各軸スケール値指定(IJK)の対応
  • 外部ワーク原点オフセット量(EXOFS)をCTLファイル内で設定可能に
  • 次期Windows 10 環境の内部認識を追加
  • LENGTH2/3使用時の必要突出し長算出値で旧Versionモードを選択可能に
           → 仕様公開
  • 外部ファイルのサブ・プロ呼び出し(M198)対応
  • 秀丸,Maruo,K2Editor,Terapad設定時は、treditor.dllを無視
    以上、Professional Revision27N(2017/09/14版)にて対応

  • 被切削材定義方法でワーク座標原点からの幅や高さで定義
  • 外部サブプロのファイル名称表示欄でファイル名の全文字列を表示
  • M98 <...>とM198 <...>形式の外部サブプロを参照可能に
    以上、Professional Revision27O(2017/11/26版)にて対応

  • 起動オプション(/xtrmod,/xtrmod1〜3)にてSDK/trmodのdllを実行可能に
  • SDK(trload)サンプルのBOXファイル読み込み(DLL)を、柔軟なロジックに改善 → ダウンロードはこちら
       ・1行の文字数を100→1000文字まで増加
       ・数値の区切りは、空白だけでなくカンマやTABでも読み込み可能に
       ・"(" の後に空白があっても読み込み可能に
       ・区切りの空白が複数入っていても読み込み可能に
    以上、Professional Revision27P(2018/02/10版)にて対応

  • /xと/vaオプション同時指定で、内部処理を加工処理優先に
  • 除去体積も帳票出力($VOLUME文)で出力可能に
    以上、Professional Revision27R(2018/07/14版/実行モジュールのみ更新)にて対応

  • TTL内のARBOR定義を外部ファイル(拡張子*.ATL)指定可能に →ヘルプ
    以上、Professional Revision27S(2019/01/02版/実行モジュールのみ更新)にて対応

  • ワーク座標値の設定ダイアログで式(演算1回)の入力を可能に
  • G10MODEをTOOL OFFSET MEMORY=A or B or Cでも設定可能に
  • CTLファイルのG10MODEの初期値(省略時)をFANUC-Cに
    以上、Professional Revision27T(2019/04/18版/実行モジュールのみ更新)にて対応

  • 工程(工具交換を区切り)ごとの加工時間算出(非公開仕様)
  • 測定器を選択した時に、以前の計測位置がリセットされない操作
    以上、Professional Revision27U(2019/12/10版/実行モジュールのみ更新)にて対応

  • 最大工具本数を超えてT番号を指定すると落ちる場合あり(T指令を無視に)
    以上、Professional Revision27W(2020/09/12版/実行モジュールのみ更新)にて対応

  • Windows10 Version2004以降の日本語IME誤動作の問題をTRYCUT側で回避
    以上、Professional Revision27X(2020/09/29版)にて対応

  • Windows10内の詳細バージョン把握(将来的な処理場合分け用)
  • CUTTER文の拡張で底面径(α>0時)を指定可能
    以上、Professional Revision27Y(2021/02/19版/実行モジュールのみ更新)にて対応

  • STL読み込みで面直方向が(0,0,1)でしか出力していないケースの救済処置
    (※従来は読み込めていても形状や精度に難があった)
  • Windows10 2004/20H2の日本語IME問題回避ロジックを2004/20H2環境下でのみの作動に変更。 (※他バージョンOS下での副作用の懸念を解消)
    以上、Professional Revision27Z(2021/03/10版)にて対応

  • Windows 11(21H2) Insider Preview版での動作確認(正常動作確認済)
  • 次期Windows 11の内部認識(処理の場合分けが必要な場合の準備)
  • /5オプション指定時、ヘルプ記載のESCAPEによる終了コードを"0以外"という記述を"-1"に変更/明確化
      従来から-1で出力、終了コードの種類追加準備のため
  • /oオプション指定時、""直後の,b,b2,z指定も可能に
  • 「被切削材(W)」→「画像保存(I)」処理の高速化
  • ウィンドウタイトルに干渉チェックの各設定モードを表示

    以上、Professional Revision28(2021/07/30版)にて対応


  • 干渉位置への復帰機能(「J」キー)をヘルプに記載(記載漏れ解消)
  • 強制終了(ESC)時の終了位置への復帰機能(「I」キー)をヘルプに記載(記載漏れ解消)
  • 未定義工具選択時、工具ダイアログで数値を非表示に
  • Windows 11公式リリース版での動作確認
  • 補正値(D-CODE/H-CODE)の自動設定モード
  • STLファイルを「Ctrl」+ドロップ操作で基準形状指定
    以上、Professional Revision28A(2022/04/01版/実行モジュールのみ更新)にて対応

  • 起動形式において、形状データ変換処理だけを目的にした、/d /oオプションだけの指定も特例として可能に
  • 起動形式において、最適形状保存だけを目的にした、NCデータ名と/oオプションだけの指定も特例として可能に
  • DMFファイルも「Ctrl」+ドロップ操作で基準形状指定(対応漏れの解消)
    以上、Professional Revision28B(2022/08/10版/実行モジュールのみ更新)にて対応

  • Windows10/11 22H2バージョンにおける動作チェック
  • 初期設定ファイルの"SPINDLE CHECK"でS値の最大/最小も指定可能に
  • Windows10/11 22H2バージョンの内部認識
    以上、Professional Revision28C(2023/01/02版/実行モジュールのみ更新)にて対応

  • 初期設定ファイルの定義"TOOL BASE POINT"に"R-HEIGHT"追加
  • TTL定義文でDRILL文を追加
  • 深穴サイクル逃げ量(d)の設定(G73_D,G83_D)省略時の初期値を1.0→0.1に変更
  • 底面を貫通する加工で貫通部のバリを出さない設定(BOTTOM FILTER=YES)を追加
  • CTLファイルのREPLACE指定数の制限を従来の30から1000個に増加(TRYCUT3000側で対処)
  • 複数のREPLACE定義時、置換後の文字列も置換対象にするTYPE追加
        ※CTLファイル(F3キー)にて"REPLACE TYPE = 2" を指定(TRYCUT3000側で対処)
  • OSPサイクルコード(G83など)のIJ指令の認識(TRYCUT3000側で対処)
    以上、Professional Revision28D(2023/11/15版/実行モジュールのみ更新)にて対応

  • Windows11 23H2バージョン認識(処理場合分け用)
  • PEN番号色でのパス表示を可能に(TRYCUT3000側で対処)

    以上、Professional Revision28E(2024/02/20版/実行モジュールのみ更新)にて対応


  • G65〜G67マクロ呼び出しの対応(検討中)
  • 工具ダイアログで底面径(Db)も表示対象に
  • 基準形状の表示機能
  • ライセンス契約形態の新設(マシン変更,更新,担当者交代時などのトラブル対策)
  • シミュレーションしていない状態でのワーク座標系切り替え
  • 「XYZ値カット(Z)」機能の起動オプションの対応(検討中)
  • Hコード値参照時に工具長を自動設定するモード追加(対処中)
  • 径補正時のアラームの出力される条件が制御装置(FANUC)と異なる(調査中)
  • ワーク形状の保存にOBJ形式を追加(検討中)
  • 各種設定状況(例:干渉チェック)を画面で常時確認できるようにして欲しい(検討中)
  • ビルド環境(ソースコード)を提供して欲しい(3000/5000では検討中/ガイドライン作成中)
  • TRYCUT操作マクロによるコントロール →(2000での対応困難/3000,5000側は希望者に仕様公開中)
  • 英語化サクラエディタ(英語化DLL切替方法)との連動(従来DLLでOK)(確認済)
  • テキストエディタWZ EDITOR 9との連動(7/8用DLLでOK)(確認済)
  • テキストエディタMIFES10との連動(旧Ver9.0用DLLでOK)(確認済)
  • ARBORで干渉チェックする場合でもテーパー部で加工するモード追加(検討中)
  • CTLファイルのREPLACE文の置換後の定義で改行(\n)対応(検討中)
  • アタッチメント形状に円柱形状を追加(検討中)
  • TTLファイルのフォーマットチェック機能
  • LENGTH2/3使用時の突出し長出力の高速化モード(検討中)
  • LIMIT/LIMITS文指定時の「無効/中断/一時停止」切り替えモード追加(検討中)
  • FANUC渦巻補間・円錐補間(G02/G03L...Q...)の対応(対処中)
  • 径補正中に経路の進行のズレの無いモード追加(テスト中)
  • S値/F値を左パネルで確認可能に
  • 径補正時の補正値より小さな段差部分の処理モード追加
  • Direct2D I/F利用(Windows 7以降)による描画の高速化(要調査)
  • 英語版ヘルプの見直し(検討中)
  • 製品面(基準形状で代用)からみて食い込み部で停止(検討中)
  • iPadなど他の情報機器端末との連携/稼動などの検証(環境準備など要検討)
  • 一部機能のWindows8/10 Modern UIスタイル利用の有効性調査(検証中)
  • 工具ごとに帳票出力を可能に
  • DMFのままでもZ軸廻りの振りを可能に
  • マニュアル運転の対応
  • 最適化後のNCデータでG02/G03のIJK/R指定は元のNCデータに合わせて欲しい
  • 最適化後のNCデータで元NCデータのコメント行を残して欲しい
  • 「加工して結果表示」時に干渉した場合、「実加工」や「スキップ加工」と同じように干渉位置に一時的に工具が表示され 干渉位置も赤表示
  • NCデータ選択時、既に対象NCデータが指定エディタで開かれている時に、そのウィンドウを連動エディタに指定
  • NCデータ用外部エディタの起動時に2重起動防止処理
  • オフセット時に格子属性(ペン番号,ペンキ,切削方向etc)を残すモード追加
  • 2段テーパー工具の定義を可能に
  • 高速モードの時のヘルカル円弧の高速化
  • 「加工して結果表示」と同時にモニタリングデータが欲しい
  • STL出力でなるべく細長いポリゴンを出さないように(弊害例:Z軸の振りが異常に遅い)
  • 帳票出力での工具名称や加速度の表示
  • アタッチメント形状を中心から前後左右の長さを指定して定義
  • 径補正時の先読み数の設定とアラームチェック
  • 任意コード指定による工具交換
  • 工具保持具(ARBOR)を包み込むようなアタッチメント形状の対応
  • 溶接機能の延長のNC溶接機能
  • 実際の時間で加工する実加工モード(現在G00で干渉しないところはスキップされたように見える)
  • TTLファイルのxls版、もしくはTTLとxls形式の入出力処理
  • シミュレーション,最適化,工具破損処理時に軸の加減速を考慮(64bit版以降)
  • 帳票出力時に利用する各種動作時間のMTLファイルでの設定
  • ファイルダイアログを最初から名前順で表示
  • 特殊形状工具の定義(TRYCUT3000側でNCデータのIMPORT前提での仕様を検討中)
  • TRYCUT2000よりDOSコマンドなど外部ユーティリティーを実行可能に
  • PEN指定色の色優先順位を下げる
  • 実加工中の表示制御(マルチウィンドウ化、表示方向変更)
  • 2点定義設定の改善
  • キー操作の割り当てをカスタマイズ可能に
  • 計測位置のデータを必要なものだけにカスタマイズできるように
  • ホルダー形状に円弧部分も定義可能に
  • 切削音の改善(Direct Soundインターフェイスの利用を検討)
  • メモリ状況を把握して最適なピッチ指定
  • 3Dマウスの対応
  • 基準形状名を確認可能に → TRYCUT3000ではステータスバーにて確認可
  • パス表示の常時表示も可能に → TRYCUT5000は常時表示
  • DMF形式を工具とみなし加工する機能 ->TRYEDMで対応可

  • 工具負荷の大きい部分の色分
    ※モニタリングデータを利用して、SDKのtrreadのサンプルDLLで 負荷に応じた経路の色分けに対応しています。サンプルソースも公開していますので自由に改変して下さい。

  • 複数NCデータの同時選択と連続実行
    ※各種解析機能との関係で仕様が不明瞭になる危険性があり、対応を見合わせています。起動オプションを利用したバッチ処理での対応は、より汎用的なので推奨しています。なかなか加工現場においてはコマンドラインでの起動に抵抗があるかもしれませんが、ご面倒でも一度お試しいただければご理解いただけると思います。

  • 画像イメージ(JPG,GIF,BMP形式)での保存
    PNG形式による対応はRevision9にて行われました。JPGは特許の問題、BMPはサイズが大き過ぎるという問題があります。PNG形式は圧縮形式ですが画像の劣化がないことと、特許の問題もありません。普及度以外のデメリットが見当たらないため当面PNG対応で様子を見たいと思います。
     GIFに関しては、2004年7月7日カナダを最後に全世界でGIFの圧縮形式であるLZWの特許が失効しましたが、静止画においてはPNG形式以上のメリットは見られないためTRYCUT2000においてはGIF対応は見合わせる方針です。

    PNG形式とは

  • 英語版インストーラ
    ※ユーザー登録者で、かつご要望者に提供中。

  • NCデータ表示行を増やす
    ※様々な汎用テキストエディタの連動スクロールもできますので、特に必要はないかもしれません。今後のご要望により判断します。

  • 被切削材のZ軸周り回転
    ※現在でも一度STLで保存して、そのSTL読み込み時に指定可能です。ただし処理が遅くなるという欠点があります。

  • DNC用にNCデータ結合したい(別ツールにて個別対応)

  • DDE(ダイナミック・データ・エクスチェンジ)の対応
    ※Professional Revision11にて、メモリマップドファイルを利用したTRYCUTのコントロール機構が用意される ことに伴い、Windowsのアプリケーション間通信機構のひとつDDE(ダイナミック・データ・エクスチェンジ)を利用 したTRYCUTのコントロールに関しましては、DDEが将来Windowsでサポートされなくなる危険性があり検討を中断。
     また同時にReadProcessMemoryを利用した方式もメモリマップドファイルを利用するものに比べて メリットが見られないため検討は中止。


    以下、調査、研究、準備中。
  • DMF圧縮形式の対応(調査中)
  • 慶応義塾大学理工学部システムデザイン工学科向けクランプ力計算処理開発支援ツール(モニタリングデータの改良版)(検証中)
  • 茨城大学工学部システム工学科によるハードウェア利用による加工処理(高速モードの数倍〜10倍)(希望者にのみ配布、2002年8月末配布期間終了)
  • 次期表示インターフェイスの検討(OpenGL,Direct3D,Avalon,独自開発版...)
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