TRYCUT2000不具合項目と対応状況

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最新状況(2011.12〜)

 このページでは、TRYCUT2000の不具合の発生項目 と、対策状況を掲載いたします。この他に思い当たるものなどありましたら、 support@trycut.comまでご連絡願い ます。ここで、対策済みになっているものは、次期バージョン(不具合対応版、β版 含む)に反映されます。 なお改善項目の対応についてはこちらです。

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  • 「被切削材データ保持レベル」が3又は4の時に、「除去体積算出」機能が 使えないのにもかかわらず、利用できてしまいエラーになってしまう。また「 ヘルプ」にも明記されていなかった。
  • 起動オプションにて被切削材を読み込み直後、「NCデータ(N)」 の「選択して最適被切削材定義(W)」が無効になる
  • G02,G03の真円に向かってアプローチする径補正開始動作が入ると誤動作する
  • NT4.0,2000,Me環境下において、ある表示方向でハングするケースが極稀にある
  • 英語環境におけるプログレス(進行状況)バーやファイルダイアログの文字化け
  • ペン番号指定がないときに、切削部が前のペン番号が残る
  • STL取り込み時、立ち壁ポリゴン部で針形状になる場合がある
  • STL取り込み時、Z値算出中にエラーで落ちる
  • CTLファイルのEOR定義で"EOR ="のようにEORと=の間に ブランクがないとおかしくなる
  • DMF/STL読み込み処理で、「ファイルの種類」を選択せずに直接STLファイルを 指定するとRead Error に
  • XYZカット機能でXとY値を指定しようとすると、データによって ワーニングダイアログが頻繁に出て処理不能に
  • 時々秀丸エディターが連動しないことがある。

    以上、Professional Revision1(9/24版)にて対応


  • マイナスのオフセット時に底面がおかしくなる
  • 被切削材の精度(ピッチ)によってオフセットの結果がおかしくなる
  • 被切削材データ保持レベルが2と4(NCデータ検索不能)時、 過削未削量参照機能が使えない。
  • 過削未削量参照機能の距離表示がおかしい。

    以上、Professional Revision2(10/6版)にて対応


  • TRYCUT SDKのtrmodにて無垢材(ブランク形状)のワークにペン色を付けても 描画で反映されない。
  • G92が存在しないNCデータのバイナリ版切削モニタリング データがおかしい。
  • 切削モニタリングデータのテキスト版の改行コードが"0A"だけに なっていた。本来は"0A0D"。
  • WindowsXP上でPentiumV,Pentium4最適化版を動作させると初期設定ファイルが 読み込めず、背景は黒で起動していた。->対策版は こちら
  • 被切削材の最大Z値が整数でない場合に最適化機能の回避高さが正常でない 場合がある。
  • trload.dllが追加された状態で、軸振りや反転プレスを行おうとすると 落ちる

    以上、Professional Revision3(11/25版)にて対応


  • 回転/ミラー機能使用後「C」キャンセルがおかしい。
  • 被切削材データ保持レベルが3又は4の時、90度回転やミラーの結果が おかしくなる。
  • Windows2000とXP上でよく表面化する問題で、起動オプション/x6又は/v6にて終了時エラーになる場合がある
  • NCデータ選択ダイアログにて60バイト以上のファイル名(フォルダ名含む)を 指定するとエラー。
  • TRYCUT SDKのTRLOADPARAMETER関数でFALSEを返した場合にアベンド
  • 初期設定ファイルの"TOOL CLEARANCE"指定時、早送り干渉があった場合に、 干渉位置が判らず、「J」キーも不能な場合があった。
  • G73,G83サイクル動作が20回を超えると切削長と非切削長がおかしくなる。
  • PentiumV,Pentium4最適化版で日本語の文字化け。
  • バイナリモニタリングデータがおかしい。

    以上、Professional Revision4(2003/2/7版)にて対応


  • 他のウィンドウにフォーカスがあたっているときでも「CTRL」キーが 認識されてしまい途中停止状態になる
  • G70番台のサイクルコードのイニシャルレベルがおかしい場合あり
  • TrMonitorにて色変更時、即座に色が反映されない → TrMonitorにて対応
  • 起動形式で /x6 /x6f /x7のいずれかと/d オプションを同時に指定すると落ちる
  • 起動形式で /x6 /x6f /x7オプションで最小化して実行中、他アプリケー ションの「CTRL」キーで終了してしまう。
  • 起動形式 /x5 /x5f で実行中、「CTRL」キーで終了してしまう。 (「CTRL」キーを受け付けないという仕様に)<
  • プリンターが正常に接続されていない状態で、プリント出力すると エラーで落ちる。

    以上、Professional Revision5(2003/4/16版)にて対応


  • フルパス名の長さが70文字を超えるNCデータの場合、TRYCUT2000側から外部エディター(秀丸など)を開くとTRYCUT2000側が反応しなくなる
  • WindowsXPとServer2003上にて、加工処理やオフセット処理を実行すると、 ポップアップメニューやプログレスバーが真っ白になって描画が行われなくなり、 ウィンドウバーに"(応答なし)"が表示されたりする。 (TRYCUT2000内部の回避処理にて対処、本件は以前から互換性モードを他OSに切り換えていただくことで回避していただいていたものです。)
  • 最新Revison5にてシミュレーション中「Ctrl」キーにて一時停止し、エディターなど他ソフトを後から起動してもTRYCUT2000が最上位に
  • trload,trsave,trreadにおいて、ひとつ目のDLLが無効の場合、全てのDLLが無効に
  • 某社システム出力のNCデータで円弧が反転。結論:NCデータ側の問題
  • ARBOR3文で高さを0.0にした場合、その後の定義が無視される → 本体は以下の暫定版、TRYTool側も対処済
  • TrMonitorで異なるバージョンを同時にインストールできない。同一名称のOCXファイル重複問題 → TrMonitorにて対応

    以上、Professional Revision6(2003/8/18版)にて対応


    (NCデータ読取関連)
  • G92やG54〜G59などで座標系が変わった場合に、高速モードのG02,G03の シミュレーションが誤動作
  • G40直後にG52やG53などの座標系を変換するコードが挿入されて いると動作がおかしくなる
  • ワーク座標系(G54-G59)指定時のG92でワーク座標系が追従しない

    (テキストエディタ関連)

  • 秀丸,Maruo,K2EditorをTRYCUT2000から起動する場合、起動後すぐにフォー カスをTRYCUT2000に移すとハングする場合あり。
  • 秀丸エディターとの連動中「Ctrl」キーでカーソル位置がズレる。
  • 秀丸エディターとの連動中にスクロール行が通常行と 同じになって見分けがつかなくなる。
  • K2EditorやTerapadなどのエディターを指定している場合に、ファイル名もしくはフォルダ名にブランクのあるNCデータでエディターを起動(「E」キーなど)しようとするとハング状態になる。

    (他言語環境関連)

  • 英語版でSTL取り込み時、プログレスバーが文字化け
  • 他言語環境にて、秀丸/Maruoの最新V3.19との連動が不能に

    (OSによって発生する問題)

  • WindowsXPとServer2003上にて、STL取り込み処理を実行すると、 ポップアップメニューやプログレスバーが真っ白になったりする。
  • XPまたはServer2003上で、かつ互換性モードを指定しない環境下において、 シミュレーション処理中に「Ctrl」キーで一時停止後「GO」で進めた場合に 異常に遅くなる
  • XPまたはServer2003上で、かつ互換性モードを指定しない環境下において、起動オプション/x6,/x7,/x6f,/x7f を使うと異常に遅い

    (その他)

  • 「Ctrl」キーによる途中停止中、検索機能(指カーソル)を使用すると、その後のシミュレーションがおかしくなる。
  • シミュレーション対象NCデータが、他のアプリケーションで開かれている 場合に、プログラスバーの表示が固まってしまうケースがある。
  • TRYCUT2000起動中にワークファイル(DMF,STLなど)をドラッグした状態で、 ポップアップメニューから読み込みしようと すると同じ物が再度読み込まれる

    以上、Professional Revision7(2003/12/22版)にて対応
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