本日、2006年1月7日、TRYCUTファミリーの中で3軸向け加工シミュ
レーターの最終形として、64bitアプリケーションのTRYCUT3000(x64版)
をリリース開始いたしました。
TRYCUT3000は、従来より数段高精度なワーク、もしくは大きなサイ
ズのワークでシミュレーションさせたい。メモリの制限を気にするよう
な使い方は避けたい。最速/最高峰のシミュレーション環境を備えたい。
マルチコア・プロセッサーの能力を活かしたい。など極めてハイレベル
な要求のあるユーザー様向けのシミュレータです。
ダウンロードページ
http://www.trycut.com/3000/download.htm
ユーザー登録申請ページ(早期登録優待割引を実施中)
http://www.trycut.com/cgi-local/regist.cgi/TRYCUT3000
32bit版TRYCUT2000では、パフォーマンスのロスを最低限に抑える
ためにシングルコアに最適化した構造にしていましたが。
TRYCUT3000は、今後のCPU(64bit)アーキテクチャーのマルチコア化
を最大限活かす最適化を行っています。
32bit版TRYCUT2000との比較一覧はこちらです。
また、以下に概略を紹介しておきます。
★レスポンス面での違い
コアの数分だけ倍速化してゆく機能を備えています。今後CPUメー
カー各社はコアの数をどんどん増やすことにより性能向上を図る
と予想されています。従来はクロックの向上によってアプリケー
ションのパフォーマンスが向上してきましたが、今後はコアの数分だけ
向上するような並列化処理のアプリケーションが望ましくなります。
例:TRYCUT3000 Version1.00では、比較的処理時間が必要になる差分
評価機能や、鋳物定義などで利用されるオフセット機能などが、
コアの数分だけ倍速化する対応が行われています。今後は徐々に
対応機能を増やして行く予定です。
★ビューイング操作の改善
シミュレーション中やオフセット処理中にもビューイング操作が
行えるようにしています。シングルコアが基本の32bitCPUでは
若干のロスがあることと、CPUの64bit化と同時にマルチコアが常識化
するということもあり今回のタイミングで改善いたしました。
加工中の挙動を詳しく調査したい場合には大変使いやすくなります。
★広大なエリアの利用
高精度なワークや大きなサイズのワーク定義で、ソフトウェア的
には制限を無くしました。64bit空間という制限だけは残りますが、
64bit=15EB(エクサバイト)というとてつもなく大きなサイズを考え
れば、制限が無いに等しいとご理解いただけると思います。
★64bitアーキテクチャーによる高速化
この部分は、CPU側の進化に依存したパフォーマンスアップで、
全般的に10〜30%高速化されています。また64bitアーキテクチャー
ではSSEやSSE2命令なども標準実装されていて、TRYCUT3000でも高速
化の恩恵を得ています。
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